2001年の研究問題メーリングリストは開設4年目を迎え、新たな方向性を模索する一年だったように思います。
3月にはSTS Japanのシンポジウムに管理人が呼ばれ、話をする機会を得ました。メーリングリストの枠を超えて外部に発信するという方向の第一歩となりました。
9月以降はご存知の通り、日本育英会の廃止をめぐる奨学金問題、大学院生の経済問題を新聞や雑誌に訴えるプロジェクトを実行しました。情報の収集から校正に至るまで、メーリングリストのメンバーの皆様のご尽力により実現することができました。あらためて皆様に感謝いたします。
11月29日号のNature誌への投稿により、一応ひと段落していますが、問題は解決しておりません。日本育英会は独立行政法人に引き継がれるようですが、博士課程の学生への経済サポートという、科学技術基本計画に明記されている公約の実行に向けて、今後も動向を注目していきたいと思います。
なお、参加者数は今年も増えつづけ、1000名を突破し、現在1200名を数えております。
2002年はメーリングリスト開設4周年、5年目に突入します。2002年の研究問題メーリングリストはどうあるべきでしょうか?
最近感じるのは、個人としての活動の限界です。いろいろな雑誌等に投稿しても、管理者個人のスタンドプレーと見られる傾向は強く、
「なぜあなたがやる必要があるのか」
と言われてしまいます。そして「へえ、Natureに投稿したんだ」で話が終わってしまいます。そこから広がっていきません。
この状況を乗り越えていくためにどうすればよいのか、考えていきたいと思っています。NPO法人化するというのも検討課題ですが、その他皆様からの積極的なご提案等をお待ちしております。
2002年も何卒よろしくお願いいたします。
(2001年12月31日記)